Blockhead in the words

自動書記

探してます

子供の頃に見た恐竜が現代的な生活をしてる設定の海外ドラマで、その世界にはテレビも車もある限りなく現代っぽい設定なんだけど、その世界にはある決まった日に神聖な火山か何かに向かって何人かで雄たけびをあげないと一週間とかで世界が滅ぶっていう言い伝えがあってそれが受け継がれてるんだけど、ある年に主役の一家に役割が回ってきて父親と大学生くらいの年齢の息子と父親の友人の要職についてる感じの人が儀式を行いに向かうんだけど、息子は進歩的な考え方の人間でこんなのは迷信だからやめてしまえばいいと思っていて儀式をなんとか妨害すると、父親や友人や世界中の人がパニックに陥って世界は滅亡するというムードで悲観に包まれるんだけど、実際にはもちろんそんなことはなくて「我々は迷信を克服し近代的な世界に生きる」みたいな感じになって青年は満足するんだけど、父親と友人は自分たちが迷信にびびってたことを笑いあいながら喋ってるときにふとしたことで口論になってすごく仲が悪くなってギスギスしてしまって、それを見た青年は思い悩んで再び儀式の場所に二人を連れて行って、迷信だからやらなくていいって言い張る二人に強引に雄たけびをあげさせると、二人は全力で叫んだことで余計な力が抜けてスッキリしてお互いの悪かった所を謝りあって仲直りして帰って行って、青年はそれを見て満足そうに自分も雄たけびをあげてラストシーン、っていう話で、子供の頃にこれを見た事で宗教的な行事や現代から見ると非科学的な形式にはそれぞれにきちんとした合理性とか実効性があってそれを神性が担保してる、というまあ当たり前の考え方(たとえばお葬式とかは死者の魂を送るっていう宗教的な表の意味があるけど、残された人たちに故人が死んだことを葬式とかその後の49日とかを経て、徐々に納得させるっていう合理的な効果があるとかそういう事)に気づけたすごく印象深い話なんですが、今までずっと「恐竜家族」っていうドラマの話だと思ってて今全話解説見たらそんな回はないらしくて、あのドラマはなんだったのかすごく気になってますので知っている方がいらっしゃったら是非ご一報下さい。

 

追記:

恐竜家族でした http://muppet.wikia.com/wiki/Episode_105:_The_Howling